2014-01-01から1年間の記事一覧
1.Warpaint『Warpaint』Warpaintアーティスト: Warpaint出版社/メーカー: Hostess Entertainment発売日: 2014/01/28メディア: CDこの商品を含むブログ (5件) を見るベスト・オブ・ベストは迷うことなくウォーペイントの新譜。待ちに待っていた今一番好きなバ…
ベル&セバスチャンのスチュワート・マードック初監督作品『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』は、ポップミュージックが一人の女の子の人生を救えるかどうか、という賭け、強い動機に支えられた映画だ。しかし、『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』を真に特別な映画…
Untitled (Pink Palace) -Joseph Cornell- 『ユリイカ』の”ウェス・アンダーソン特集”に掲載させていただいた「ディス・イズ・アワー・ランド!」(読んでくれた方々、感想くれた方々に心から感謝!)の続き、ということで、ウェス・アンダーソンとジョゼフ…
「ユリイカ」6月号”ウェス・アンダーソン特集”に「ディス・イズ・アワー・ランド!」と題した論考を掲載させていただきました(計8ページ)。『ムーンライズ・キングダム』のサム少年の叫びからウェス・アンダーソンの「マスタープラン」を紐解いていく作…
ミア・ワシコウスカの初監督作品、短編『ロング、クリア・ヴュー』がすごくいい!ティム・バートン、ガス・ヴァン・サント、ジム・ジャームッシュの撮影の方法を直に経験してきた”若いながらも歴史あり”なミア・ワシコウスカが、とても見晴らしのいいクリア…
横浜に住んでいた時は爆音映画祭に通うことは長い長い帰り道と合わせてどこかロックフェスに行くようなワクワク感と心地よい疲労感をともなう、ちょっとした旅だった。二年前に国分寺に引っ越してきてからは、吉祥寺バウスシアターは特別な”フェス気分”で向…
ゴダール『はなればなれに』のマディソン・ダンスのリハーサル風景。”工事中”ならぬ”練習中”。一生懸命練習して本番に備えるのだ。リハーサル風景っていいよね。 いざ、本番! こちらは『ロシュフォールの恋人たち』のテーマ曲を練習するカトリーヌ・ドヌー…
作品を公開してからのこの一週間、バタバタと、得がたい経験をさせてもらいました。いくつか批評・感想をいただいたことの嬉しさ。リツイートされることが、こんなに嬉しいことだったなんて!、まったく知らなかったことです。思わず、みんな、愛してる!っ…
LOAD SHOWで拙作『沈黙の世界で猫が泣く』を配信公開させていただきました。入選は叶わなかったのですが、まあ、自分の作品というのは駄目な子でもかわいいものです(笑)。かなりの時間が経ってるから、そう言えるのかもしれません。編集しながら、う〜んう…
クロエ・グレース・モレッツのファンタスティックな写真を見つけたのでご紹介。「インタビュー・マガジン」誌に掲載されたものですね。クロエ・モレッツの作品選びというのもまた面白いものがあって、個人的には来るべきドリュー・バリモア監督作品で再び組…
Warpaintアーティスト: Warpaint出版社/メーカー: Hostess Entertainment発売日: 2014/01/28メディア: CDこの商品を含むブログ (5件) を見る 待望のウォーペイントの新譜を手に入れて感激の一日。現行のバンドでウォーペイントが一番好きなんです、、。どう…
『Mr Leos Carax』(テサ・ルイーズ・サロメ)の予告編がついに解禁!とても秀逸な予告編に仕上がっています。「レオス・カラックス(ミスターX)とは誰か?」という主題がよく分かるようになってる。ドニ・ラヴァン、カイリー・ミノーグ、エヴァ・メンデス…
イースト・プレス様からご厚意で塩田明彦著『映画術 その演出はなぜ心をつかむのか』をご恵贈いただきました。個人的にとても楽しみにしていた本なので光栄なことであり、且つ期待通りの刺激的な本だったのでご紹介します。 −−−−−−−−−−−−−−−− アテネ・フラン…
ボブ・ディランがニューヨークに到着して景色を一変してしまう以前、プレ:ボブ・ディランのフォークシーンを描いたコーエン兄弟の新作『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』は、街の景色の隙間に記憶が沁み入っていくような、どうしようもなく愛したくな…
明日からジュリー・デルピー&イーサン・ホーク『ビフォア・ミッドナイト』(リチャード・リンクレイター)の公開がスタート!ということで1995年の『SWITCH』の表紙を飾ったジュリー・デルピー。この号には36ページにも渡るジュリー・デルピー特集が…
レオス・カラックス『ボーイ・ミーツ・ガール』のメイキング映像がアップされているのを発見!ぶったまげました。初めて見たよ。NGや歌のアウトテイクまで収録されてるじゃないか。撮影中は23歳だったと思われる青年レオス・カラックスも一瞬だけ映ります…
Elle Fanning Bella Heathcote Elizabeth Olsen ミュウミュウの2014年春夏の新作。エル・ファニング、ベラ・ヒースコート、そしてエリザベス・オルセン!最初エリザベス・オルセンって気づかなかったんだけど。この起用は素晴らしいね。『マーサ、あるい…
映画作家への白紙委任状シリーズ。今回はビクトル・エリセのセレクションを紹介します。『ミツバチのささやき』30周年記念(2003年)の写真を見て、過ぎ去った年月に胸が熱くなりました。アナやイザベルが過ごしてきた年月。年を重ねることって素敵だ…
レオス・カラックスの『ホーリー・モーターズ』に出演していたエリーズ・ロモーの主演作『黒衣の少女たち』。『ダークナイト』のコスプレをしたりする自殺願望の少女2人の物語。この作品は必ずしも傑作とはいえないかもしれないけど、いつまでもゴツゴツと…
ティルダ・スウィントンのエドワード・スタイケンへのオマージュ。きっちりレースの刺繍で模しているところがポイントですね。この一連の写真は「ACNE PAPER」に掲載されたもの。最新号ではイザベル・ユペールが特集されています。ティルダ・スウィントンの…
サンダンス映画祭で上映されるレオス・カラックスに関するドキュメンタリー『Mr.Leos CaraX』のポスターが解禁。監督はメイキング『ドライブ・イン・ホーリー・モーターズ』(日本盤『ホーリー・モーターズ』ブルーレイの特典映像に収録!)を撮ったテサ=ル…
『If I Take Your Photograph, Will You Take Mine?』 Mia Wasikowska ミア・ワシコウスカとベラ・ヒースコート。共にオーストラリア出身で共にティム・バートンに見出された女優をブルース・ウェーバーが撮っている。『ダーク・シャドウ』を見たとき、ティ…
映画作家への白紙委任状はちょくちょく纏めていきたいと思います。なにより検索しなくて済む!という手っ取り早い自分用のメモになりますからね。今回はレオス・カラックスと盟友クレール・ドゥニのセレクションを紹介します。 【レオス・カラックスへの白紙…
ジム・ジャームッシュの新作は、世界のすべての神経が星空に集められたかのようなショットではじまる。すべてはこの澄み切った夜からしか生まれ得ないのだ、とさえ思わされるこの星空が回転をはじめ、レコードの回転と重なり、俯瞰でティルダ・スウィントン…
ジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレへの白紙委任状と題してこれまで世界各地で上映されたストローブ=ユイレがセレクトした作品を纏めてみました。本日1月8日はジャン=マリー・ストローブの誕生日なんだそうです。ハッピー・バースデイ! 【ニ…
『Six Men Getting Sick (Six Times)』(1967) デヴィッド・リンチが学生時代に撮った短編『Six Men Getting Sick (Six Times)』(動画へのリンクを貼っておきます)。最初っからこんなかい!?と、ちょっと笑ってしまうのですが、無理矢理こじつけると…
Isabelle Huppert photo by Edouard Boubat イザベル・ユペールとネコ。写真はエドゥアール・ブーバ。以下はZOOマガジン表紙のイザベル・ユペール&イザベル・ユペール×メゾンキツネとのコラボ。ユペールさま、カッコいい!わりと他愛のない記事でも更新する…
海外各誌のベスト10リストはどうしても似通ってしまってるリストなので少なめに。ここでは映画作家が選んだ2013年の映画ベストリストを纏めてみようかと思います。ペドロ・アルモドバルとかこういうリストを発表するのも珍しく、また、纏めたくなるだ…
Anna Karina あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。今年の干支は午なのでアンナ・カリーナとロバの「可憐」という言葉がぴったりくる写真。さて、たった4回で更新が止まってしまった「不定期デイリー」(笑)。いろいろ思うところ…
年が明けてからこの記事を読むという方には、新年明けましておめでとうございます。一年の終わりの日にこの記事を開いたという方には、よい新年が迎えられますようにと、一年の始まりと終わりのご挨拶。さて、恒例の年間ベスト。例年20本に纏めるようにし…