2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『コロッサル・ユース』(ペドロ・コスタ/06’)

イメージ・フォーラムにて。アパートの窓から次々と家具を落とす冒頭。そして次のショット。廃墟然とした暗闇の中、ナイフを手にした女性がなにやらの想い出話をこちらに語りかける。まるでその鋭利な刃物を観客の喉元寸前にまで突きつけるかのような彼女の…

日本ーパラグアイ 0−0

中村俊輔素晴らしかった☆☆☆ ところで試合後の俊輔のコメントはこの試合の後半とこれからを考える上で、とても示唆に富んでいると思う。中田英寿と同じく俊輔の分析はいつも具体的で面白い。 「意思の疎通ができていれば、ちょっと動くだけで簡単にフリーにな…

タラ&スタ

タランティーノの新作(西部劇!?)にマシンガン・ジョー(『デスレース2000』)ことスタローン出演なるか!?この二人は是非とも組んでほしいね。あとスタローンの現在企画中の作品(監督作)も西部劇風なんだとか。

『彼方からの手紙』(瀬田なつき/08’)

ユーロスペースで東京藝術大学大学院映像研究科2期生の作品。スバラシイ。こうゆうのをロマンチックと呼ぶのだよ。男性と少女が夜の銀座をドライブする場面〜原色の部屋における二人の無邪気なダンス、そして雪、、、泣く&拍手。細かい芸や伏線(どれもよ…

懐かしいミライ

キリンカップとトゥーロン

左サイドバックの長友くん、いいね。そして玉田はやっぱ巧い。ボールを大事にする技術が特に。守備もそうだけど攻撃の際つまんないミスが目立つ(前で受ける大久保の軽いプレーなど)。ここに俊輔が入ってどうなるか。高原は再起するのか。トゥーロンはオラ…

『パラダイス・アレイ』(シルベスター・スタローン/78’)

ビデオで。映画作家スタローンのデビュー作。全力ダッシュでビルとビルの間を飛び移る命がけの冒頭は感慨深い。『ランボー 最後の戦場』の冒頭でも全力ダッシュの殺人ゲームが行われていたわけで。腕相撲、リングでの死闘、下町、など後のスタローンを予見す…

Festival de Cannes 2008

パルムドールは審査員全員一致(ということはアピチャポン氏も含め。ちなみに男優賞のギレルモ・デル・トロ『CHE』も全員一致)でローラン・カンテの『Entre les murs』が受賞。モーリス・ピアラの『悪魔の陽の下に』以来21年振りにフランス映画が獲得…

明日はカンヌ授賞式

生中継見ますよ。毎日ハイライトを見ながらビッグネーム以外で気なったのは『デルタ』って作品でしょうか。イーストウッドの上映、アンジェリーナ・ジョリーの隣にはブラッド・ピットの姿もブラボー飛び交う大盛況。アンジェリーナ・ジョリーはキレイだね。…

『パリ、恋人たちの2日間』(ジュリー・デルピー/07’)

ジュリー・デルピーの監督作は愛すべき小品。ひたすら会話のみで進んでいく展開が『恋人までの距離(ディスタンス)』(リチャード・リンクレイター)やウディ・アレンの諸作品を思わせるも、反帝国主義、ブチ切れキャラを演じるデルピーがナビゲートするパ…

『ランボー 最後の戦場』(シルベスター・スタローン/07’)

切り株映画!?と言いたくなるくらい、人体及び肉片が飛び散る残虐シーン満載。人が豚に食われるショットも混入!でスタローンやりすぎだろーッてくらい。地上波で放送できるレベルじゃない。爆撃が起こる前の一瞬の静寂=一瞬で空気が変わる演出、は基本と…

パリは燃えているか?

くるりの対バンシリーズ@ZEPP東京

くるりと木村カエラ。くるりとチャットモンチー。カエラちゃん単体のライブに行く機会は恐らくないので、行きたいかも。チケットとれれば。

『妄想少女オタク系』(堀禎一/07’)

妄想少女オタク系 [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2008/04/16メディア: DVD購入: 2人 クリック: 81回この商品を含むブログ (180件) を見るDVDで再見。やっぱこれ最高にいいなー。美術室で4人が並んで歩くとことか、風に揺れるカーテンだ…

今日の写真

・このカンヌフォトはすごい。イーストウッド・ミーツ・オリヴェイラ!満100歳式典。オメデトウゴザイマス。08年は2本の新作にとりかかるらしいです。す、すごいッ。 ・ガレルの新作、ローラ・スメットはやっぱり可愛くない。だけど例によって”セーヌ…

オザケンカヴァー

chronicle.(DVD付)アーティスト: 安藤裕子出版社/メーカー: カッティング・エッジ発売日: 2008/05/21メディア: CD購入: 6人 クリック: 207回この商品を含むブログ (191件) を見る安藤裕子が小沢健二の「ぼくらが旅に出る理由」をカヴァーしてて無邪気に反応…

再びカンヌ雑記

・外国の批評とかブログなどちょこちょこ徘徊したのだけど『TOKYO SONATA』はニュースで伝えられている通り、かなり好意的に迎えられたみたいですね。「今年のカンヌでもっとも驚くべき〜」とか。『TOKYO!』(というより『MERDE』)は…

『フリーゾーン』(アモス・ギタイ/05’)

シネフィルイマジカで。アモス・ギタイ+ナタリー・ポートマン。ナタリー・ポートマンがイスラエル系の血を引くということでこの組み合わせが実現したのだろうか。冒頭、彼女が泣いているアップのショットが長々と10分近く続くというところで思わず躓きそ…

逃走

『大脱獄』(ジョセフ・L・マンキウィッツ/70’)

スカパーで。誰一人善い人が出てこない素晴らしい作品でした。

とことんミーハー

ムービープラスでカンヌ映画祭の様子を見たのだけど、ナタリー・ポートマンが今まで見た中で一番よいんじゃないかと思えるほどスーパーに超可愛くて、またたく間に釘付けになる。てかアレクサンドラ・マリア・ラーラもジャンヌ・バリバールもみんな超綺麗。…

『それぞれのシネマ』(07’)

それぞれのシネマ ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画~ [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2008/07/04メディア: DVD購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (10件) を見るシネフィルイマジカで。昨年のカンヌ国際映画祭60回記念…

最新画像

16日上映ですか。わーい。辞書片手にCahiers Du Cinemaのジャーナルでも読みますか。下の広告はデヴィッド・リンチのデザイン。

上海から来た女

ウォン・カーウェイの新作に『The Lady from Shanghai』とあるのだけど、大丈夫だろうか?リタ・ヘイワースが二コール・キッドマンなのかな??『上海から来た女』といえば昔、東大の青山さんの講義にモグったとき、かかってた。それとスパンクハッピーの件…

クラムボン『imagination』

クラムボンで一番好きなアルバムはなんだろう?と、しばしボーッと考える。で『まちわび まちさび』(ここからのファンです)と迷った挙句、5th『imagination』だと。『まちわび まちさび』は隙間がいとおしい。久々に聴いた。去年のフリーライブ(@日比谷…

『パンチドランク・ラブ』(ポール・トーマス・アンダーソン/02’)

パンチドランク・ラブ DTSエディション [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2005/07/06メディア: DVD クリック: 24回この商品を含むブログ (73件) を見るちょうどスカパーでやってくれたので再見。なんてこった。こんないい映画、なかなかお目に…

ポーティスヘッド『Third』

サードアーティスト: ポーティスヘッド出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル発売日: 2008/04/30メディア: CD購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (47件) を見る極私的本年度ベストアルバムに出会う(少なくとも菊地成孔氏の第2期ペ…

オール・トゥモローズ・パーティー

imdbでいろいろ検索していたら(暇人だねー)オダギリジョーがユー・リクワイ(ジャ・ジャンクー映画のカメラマン)の新作に出演することを知る。これは楽しみ!前作『All Tomorrow's Parties』(03’)は未見なのだけど、予告編見る限りかなり期待できそう…

アーセン・ベンゲルとイビチャ・オシム

クロアチアの新聞に掲載されたというオシムの最新インタビューが邦訳されてるのを発見。これはありがたい。現行アーセナルのサッカーはオシムの目指していたサッカーに近い?ビジャがアーセナルを逆指名したとか(でも移籍金高すぎて無理だろー?)移籍関連…

『宵待草』(神代辰巳/74’)

VHSで。白馬と自転車の追いかけっこも凄いのだけど、気球の登場にはもっと驚いた。あのシーンの一連の流れってばモノすごい。上空で気球、地上で走る蒸気機関車。マキノ省三『国定忠治』?弁士付き上映の挿入も魅力的。線路ででんぐり返しを繰り返す3人…