Kingdom Exodus

ラース・フォン・トリアー『キングダム エクソダス〈脱出〉』試写。

 

ラース・フォン・トリアーは好きと嫌いが二周くらい回って、でもやっぱり見るべき映画作家だよなという認識で、ここ数年は固まっています。『イディオッツ』が好きですね(たしかゴダールも褒めてましたね)。

 

特に「ドン引きしてるんだけど、最後まで見届けずにいられない」心理を演出させたら右に出る者はいないんじゃないだろか?と感じます。『ニンフォマニアック』のユマ・サーマンのシーンとか。もはや名人芸ですね。

 

夢遊病の老婆から始まる一連のシーン、めちゃくちゃ上手い。ウィレム・デフォーが楽しそうに演技しています。

 

319分ですが、全5話のドラマを見ると思えば意外とシュンシュンに見れます。ヒッチコック劇場ならぬトリアー劇場。