2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『コッポラの胡蝶の夢』(フランシス・フォード・コッポラ/2007)

言葉の起源へ/時間の起源へ、何処までも退行していく時間/フィルムに身を任せる。この感覚に一番近いのはやはり『地獄の黙示録』だろうか。しかし噂には聞いていたけど、まさかこんなにもやりたい放題な作品になってるとは。若々しいと形容するには味があり…

アーセナルーニューカッスル 3−0

若手の成長(19、20、21歳)が止まらないアーセナル。完璧!ダイレクトパスがパンパン繋がる楽しい楽しい”アーセナルショー”の時間でした。セスクがいるだけでこれだけ違うとは。ペルシーもいい感じにコンディション上がってきたし。今日の試合では1…

クラムボン@日比谷野外音楽堂

大雨降る中の野外ライブ。しかし開演当初は奇跡的に止んでいて、手拍子と共にいきなりの「Good Time Music」でスタート。「サラウンド」の四つ打ちバージョン、カッコよかったです。くるくる踊りだす郁子ちゃんが超キュートでした。クラムボンのライブで涙ぐ…

CLグループリーグ抽選結果

中村俊輔のセルティックは<グループE>。マンU、ビジャレアル、オールボー(デンマークのチームだって)と。勝つか負けるかは関係なく非常にいい組み合わせじゃないですか。ビジャレアルとの対戦楽しみですね。マンUは一昨年当たったけど、また見れるな…

『青髭』(クロード・シャブロル/1963)

VHSで。シャブロル+オードランによるシャルル・ペローの『青髭』じゃなくて、実在した殺人鬼アンリ・デジレ・ランドリュー(チャップリンの『殺人狂時代』のモデル)をモデルにした”青髭”映画。第一次世界大戦を背景(ランドリューのようなブ男でも戦争…

「これからはゴダールをやる」

『コッポラの胡蝶の夢』、ホント楽しみだね。今週末より公開。そしてこの本。 http://www.kochou-movie.jp/ フランシス・F・コッポラ ~Francis Ford Coppola & His World作者: 小出幸子出版社/メーカー: エスクアイア マガジン ジャパン発売日: 2008/08/30メ…

『TOKYO!』(ミシェル・ゴンドリー/レオス・カラックス/ポン・ジュノ/2008)

東京のしかも郊外でなく、まさしく現代の東京、なるものを舞台とするとき、その困難なる撮影許可云々の話(よく知りませんが大変らしいですね)の前に、そのそもこの東京という都市が映画に相応しいロケーションなのかどうかという問題がある。『ロスト・イ…

『破局』(クロード・シャブロル/1970)

引き続きシャブロル+オードランを輸入DVDで。これは野心に溢れたすこぶる奔放なフィルム。しかも120分弱途切れぬ不穏なムード。こんな作品、誰だって憧れますヨな大傑作です。父親に投げ飛ばされ(この時点で衝撃的なのだが)負傷した子供を抱え全力…

アーセナルvsウェストブロム 1−0

祝!プレミアリーグ開幕。開幕戦なのにセスク・ファブレガスを欠くアーセナル。しかし、DFジュルー(21歳)MFナスリ(21歳)MFデニウソン(19歳)MFウォルコット(19歳)、、、実況の方が何度も叫ぶように先発メンバーが若い、若すぎる!守…

『肉屋』(クロード・シャブロル/1969)

クロード・シャブロル+ステファーヌ・オードラン。輸入DVDで。モノ凄く充実した画面の連続なのだけど、前/後半でその意味合いはまったくもって対照的。冒頭における結婚式の宴や子供たちのお遊戯(オードランは女教師)など1ショットの全景が多幸感を帯…

『ダークナイト』(クリストファー・ノーラン/2008)

月日の流れは本当に早いもので、少しばかり夏バテしてる間になんと『TOKYO!』は明日16日より上映ですよ。シネマライズ他にて。ウェルカムバック、レオス・カラックス!と叫びたい。今週末は無念なことに見れないんだけど。。。 http://tokyo-movie.e…

野蛮人の会

日比谷野音にて菊地成孔ペペ・トルメント・アスカラール+東京スカパラダイスオーケストラのライヴ。最初に菊地さんの指揮で弦楽団が音を出したその時点でもってかれた。亡霊の召喚術みたいですよね、ペペって。効きすぎた。凄すぎた。その場で失神してしま…

『日本フリージャズ史』(副島輝人)

日本フリージャズ史作者: 副島輝人出版社/メーカー: 青土社発売日: 2002/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (29件) を見るこの本には赤塚不二夫もタモリも出てきませんが(アラーキーは出てくる)、先の訃報に触れ(又、菊…

『花のこえ』

『花のこえ』という作品がかなり前から気になっていたのですが、初めて公式サイトを覗いてみたら川内倫子さんや故佐藤真監督がコメントを寄せているので、これは是非とも見たくなった。でも2004年の作品なんですね。なんで見たいかというと、伊豆の国(…

『レッド・バルーン』(ホウ・シャオシェン/2007)

2度目。美術館の天窓からチラチラ覗く赤い風船を少年が見上げるとき、こちらも少年の喉とぴったり同じ運動をしてしまって、やっぱり幸せな気分に。ピアノの調律師が入ってくる(ビノシュ親子の部屋にはいろんな人が自由に出入りする、というところも実に面…

『模倣の人生』(ジョン・M・スタール/1934)

VHSで。原題を『Imitation of life』。この作品のリメイクが『悲しみは空の彼方に』(ダグラス・サーク)です。海外DVDでは2in1のセットで売られてたり(画像参照)。『悲しみは空の彼方に』のラナ・ターナーは女優を目指していたけど(女優を目指…

破壊しに、と彼女は言う

輸入DVDをいろいろ注文していたのだけど一番欲しかった『ナタリー・グランジェ』(マルグリット・デュラス!!)のDVDがキャンセルされてしまった。すごいショック、、、。ってか出てたの知らんかった。「破壊しに、と彼女は言う」を心の中で連呼する…

風色夏恋

たのしそう かなしそうアーティスト: 原田郁子,ブルグミュラー,オオヤユウスケ出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2004/08/25メディア: CD クリック: 7回この商品を含むブログ (32件) を見る・今日の気分。原田郁子の隠れ名曲『風色夏恋』(弾き語り)…