『日本フリージャズ史』(副島輝人)

日本フリージャズ史

日本フリージャズ史

この本には赤塚不二夫タモリも出てきませんが(アラーキーは出てくる)、先の訃報に触れ(又、菊地成孔氏の日記に触れ)改めて「新宿文化」なるものを読み直したくなったので再び手に取る。信じられないような伝説の数々が生々しい筆致で綴られている素晴らしい書物であります。演奏屋でありむしろ活動屋的な。秩序を壊す/取り戻すかのような型破り且つ感動的なドキュメント。銀巴里セッション〜渋さ知らズ大友良英までの歴史。当時の文化的速度を感じて正直ビビリます。


右の画像は山下洋輔トリオの『DANCING古事記』。東大菊地ゼミの時、爆音でかかっててエラク衝撃を受けたブツです。最初に学生のアジテーション(前半は勢いよく後半ちょっと舌ッ足らずな)から入るという。バリケード封鎖された早稲田構内でのトンデモライブ盤。キレキレです。なんなんですかね、この時代の猛烈さは。





さて今日は久々アーセナルの試合が放送されます。アムステルダムトーナメント(アヤックスVSアーセナル)。楽しみッ。