『それぞれのシネマ』(07’)
それぞれのシネマ ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画~ [DVD]
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2008/07/04
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 34回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
ホウ・シャオシェンの作品が頭一つトビ抜けて素晴らしい。他、気になったのは可笑しみに溢れたオリヴェイラ、ポランスキー、ツァイ・ミンリャンの3者。ダルデンヌ兄弟、エリア・スレイマン、キアロスタミ、ウォン・カーウェイも印象に残るといえば残るのだけど、5年くらい経ったら結局ホウ・シャオシェンの作品しか覚えていなそうな気もする。
「映画館を舞台にした巨匠たちによるヴァリエーション豊かな〜」と宣伝されているみたいだけど、結構パターンは決まっていて、映画を見ながら涙する女性(つまりゴダール『女と男のいる舗道』のアンナ・カリーナを意識した)と、映画館での性行為が何故か、というか当然と言うべきか、すごく多い。正直途中で飽きてしまって一度休憩を挿んで見てしまったくらいで。下の動画は新たに加わったデヴィッド・リンチ『Absurda』。
追記*リンチのやつカッコいいかも。