ミア・ワシコウスカとベラ・ヒースコート

『If I Take Your Photograph, Will You Take Mine?』
Mia Wasikowska


ミア・ワシコウスカベラ・ヒースコート。共にオーストラリア出身で共にティム・バートンに見出された女優をブルース・ウェーバーが撮っている。『ダーク・シャドウ』を見たとき、ティム・バートン、また面白い女優を連れてきたなあ、と思ったものです。ベラ・ヒースコートアブデラティフ・ケシシュ『身をかわして』に出ていたサラ・フォレスティエが個人的に熱い。男と女がひたすらド突き合いをするジャック・ドワイヨンの『ラブバトル』、猛烈に見たい。ド突き合いってやっぱすごくいい。ドリュー・バリモアの映画が(必ずしも監督作に限らないところがまた素晴らしい)いいのは、映画におけるド突き合いを平然とこなしてるから、ってのは意外と大きいよ。それは失われつつあるものだから。


話がずれた。ブルース・ウェーバーチェット・ベイカーを追った傑作ドキュメンタリー『レッツ・ゲット・ロスト』(あの命に迫ったような光の明滅をスクリーンで見てみたい!)を撮っているのだけど、最近は自身のチャンネルで随時作品をアップしています。ミア・ワシコウスカとの『If I Take Your Photograph, Will You Take Mine?』ベラ・ヒースコートとの『Cheek To Cheek』。後者『チーク・トゥ・チーク』はエディ・レッドメインフレッド・アステアに扮しています。『マリリン 7日間の恋』(サイモン・カーティス)のエディ・レッドメイン、よかったね。マリリン・モンローミシェル・ウィリアムズ)を見つめるキラキラの瞳が忘れられない。恋する瞳の魅力。あれだけですべてオッケーというか。スクリーンの中の彼と同じように、恋する時間を生きることができました。


『Cheek to Cheek』
Bella Heathcote & Eddie Redmayne


Bella Heathcote


追記* ミア・ワシコウスカは地元を大事にしてる子なので、ベラ・ヒースコートとの共演もありそうだね。ニコール・キッドマンとかケイト・ブランシェットとか同郷の女優との仕事を好む傾向がある。新作『トラック』はオーストラリアの映画。