困難

ファスビンダーの映画を語ることの困難。青山さんの仰るとおり、ドイツ現代史をある程度知らないと理解するのは難しいという。そうなのだよね。それが何なのか指摘できない知識不足の自分でもファスビンダーの映画を見れば、その背後に横たわっている歴史/世界を強烈に感じてしまうわけで。今回の特集で見たもので無邪気に好きと言えるのは『出稼ぎ野郎』と『ローラ』『悪魔のやから』くらいかも。映画(史)の知識、歴史の知識、いろんな知識が欠如しているという自覚は常に持っておきたいし、と同時に「無知に基づかない言説はない」(この世にひとつもない)ということも頭に入れておきたい。大切なのは礼節でしょうか。自分には批評など書けませんが。


・スペイン優勝オメデオウ!美しいサッカーの勝利は格別に嬉しいね。