恵比寿映像祭


これを書いてる時点で終了しているのですが、先日現代写真美術館で開催されている恵比寿映像祭に行ってきました。ウォーホールの『スクリーンテスト』と宇川直宏氏の展示に持っていかれました。スーザン・ソンタグニキ・ド・サンファル(キレイ!)、デニス・ホッパールー・リードアレン・ギンズバーグマルセル・デュシャン、ニコ、他、錚々たる面子の『スクリーンテスト』なのですが、個人的に岸田今日子さんが大好きなので、彼女の前で長〜く立ち止まってしまった。『スクリーンテスト』、素晴らしく格好いいですね。


宇川直宏氏の展示はいろんな種類のラテカセ(ラジオ、テレビ、カセットデッキが一体となったAV機器)を無数に並べて、昭和天皇崩御の前後に放送された「皇室便り」(?)の映像が流れているという、画像で見るより、ノイズに塗れた現物は、ラディカルなメディア遊戯でした。壁には積み上げられたよく分からない映像ソフトがいっぱい。これは素晴らしい☆
ちょっと思ったのはこういう場でシャルナス・バルタスの作品とか特別上映できないものかなぁということで、だってバルタスの映画って劇映画には違いないのだけど、アートって云っちゃえばその文脈でもむしろ下手すると通じ易い側面強いと思うしで。まぁ、ある作品を見ていろいろ思うところあったのです、、。



さてさて昨年のビュル・オジエ+『狂気の愛』(ジャック・リヴェット)に続き、ジュリエット・ビノシュ+『汚れた血』(レオス・カラックス)のチケットを購入しました。日仏学院ではビノシュを囲んでカクテルパーティーもあるのだとか(完売)。フランス映画祭団長+アクラム・カーン「in-i」の合間を縫ってって、やはりエネルギッシュというかワーカホリックな女性ですね。ビノシュに会えるなんてすごい楽しみ!