これはある一人の少女が遺した散文集。８歳から結核で亡くなる１６歳までの作品が収められております。早熟の天才の仕事というよりも、大人が描く少女幻想とは趣きというか風景が大きく違うというか、読んでいると、少女が書き物をしたためているその場の空…

劇中の至るところで振り撒かれた点と点が繋がり、ふいに画面の余白で恐ろしい容貌を帯びはじめるや、お見事ッと叫びたくなる。台詞だったり、小道具だったり、風景だったり、極めつけはネタバレになるので書けないけど、トヨエツと小池栄子のアレです。いろ…

フランクフルト対ボーフム観戦中。稲本、小野共に先発です。

スカパーで。橋の両側から阿波踊りの群集が合戦のように交じり合う場面からラスト１５分、踊る阿呆の群れはアナーキーな祝祭空間を作りつつ、溝口的な幽霊さえ呼んでしまいそうな不吉な祭へ。昨年見たジャック・ベッケルの『アラブの盗賊』ともまた違う大人…

BOREDOMS LIVE AT SUNFLANCISCOアーティスト: BOREDOMS出版社/メーカー: commmons発売日: 2007/12/19メディア: CD購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (24件) を見るこれを聴いて元気になる。メタモルフォーゼで見たＥＹＥちゃんのハッピー極まり…

勢いで購入する。ゴダール『愛の世紀』＆ミエヴィル『そして愛に至る』も中古で購入。今月はグラインドハウスＢＯＸ、そしてペドロ・コスタＢＯＸと出費が続くぜよ。 ＊ペドロ・コスタは来月でした。ジャン=リュック・ゴダール愛の世紀＋アンヌ=マリー・ミエ…

気配と余韻(初回限定盤)アーティスト: 原田郁子出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)発売日: 2008/03/05メディア: CD購入: 1人 クリック: 83回この商品を含むブログ (80件) を見る帰りに郁ちゃんの新曲を買う。 ＣＬセカンド・レグに…

アテネフランセでワイズマン２本。案の定どちらも面白い。先日の『かつて、ノルマンディーで』（二コラ・フィリベール）に続き、ドキュメンタリー作品でまたも動物の内臓を見るハメに。フィリベールの豚の皮を剥ぐシーンはカラー故に結構ショッキングだった…

http://www.kikuchinaruyoshi.com/dernieres.php 菊地成孔氏の『ラスト、コーション』評（さわり）がアップされる。「わたしたちの愛は、どれほど誠実であろうと演技である」ってタイトルがたまりません。菊地さん（に限らず）と映画の趣味が合う／合わない…

予告編の小池栄子の目、危険すぎて鳥肌が立つ。凄い映画なんだろうね。マジ楽しみ。 http://www.seppun-movie.com/ 『接吻』（万田邦敏） ３月８日〜 ユーロスペース

イレブン・テンアーティスト: HIM出版社/メーカー: Afterhours発売日: 2008/01/09メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る原田郁子さんが２、３曲目で歌ってます。複雑なリズム。素晴らしい。

サッドヴァケイション プレミアム・エディション [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2008/02/27メディア: DVD購入: 3人 クリック: 103回この商品を含むブログ (98件) を見るＤＶＤになったので再見。劇場で２度見たので３度目の鑑…