『マダム・エドワルダ』(ジョルジュ・バタイユ)

マダム・エドワルダ/目玉の話 (光文社古典新訳文庫)

マダム・エドワルダ/目玉の話 (光文社古典新訳文庫)

明日の菊地成孔氏のペペライブ@歌舞伎町クラブハイツに備え、ペペモードに突入するため久々にバタイユを読む。生田耕作訳のバージョンは聖典のように読んでいたのだけど、中条省平氏の新訳は初読でございます。例の「わたしは神よ」発言に震撼してしまう、救いがたい馬鹿である(古本で読んだ昔の「ユリイカ バタイユ特集」で「バタイユ本人は震撼してるのかもしれないけど〜って浅田彰が馬鹿にしてた記憶がある)ワタクシは、やっぱ『マダム・エドワルダ』/『眼球譚』ってバイブルだわぁと、またしても思った次第。大好きだわ。ちなみに『恋人までの距離(ディスタンス)』(リチャード・リンクレイター)の汽車の中でジュリー・デルピーの読んでる本てば『マダム・エドワルダ』なのさ。菊地成孔氏の名古屋でのバタイユ講演、内容が知りたい。。。なんでも『眼球譚』においてバタイユは微妙にスベッてるとかなんとかという話だったらしいです。