『ノロワ』(ジャック・リヴェット/76’)


これはよく分からなかったけど面白かった。難解というわけではなくて遊戯の繰り返しが新たな時間を生むリヴェットらしさ全快というか、最初から最後までそれだけの積み重ねで出来てるような作品。ここでも劇伴の演奏陣がミュゼットを奏でたり純邦楽を奏でたりしています。しゃれこうべ片手に舞いが盛り上がるくだりは『雨月物語』(溝口健二)を思い出したり。