2009-10-03から1日間の記事一覧

『12の椅子』(トマス・グティエレス・アレア/1962)

こちらは有名な原作があるそうですが、非常に知性を感じさせる脚本だなと。革命後の世界で邸宅を没収された旧ブルジョアとその使用人が「12の椅子」に隠された宝石を捜すという物語。この「12の椅子」は個人の所有を離れ、国有物となり、オークションに…

『ある官僚の死』(トマス・グティエレス・アレア/1966)

キューバ映画祭2009@ユーロスペースにてトマス・グティエレス・アレアを3本。ハードコアな作品なのかな?と思いきや、非常に軽やかなコメディで意表を抜かれました。こちらの作品は何処までも官僚的に馬鹿馬鹿しい「形式」「順序」を重んじる社会を笑…

東京国際映画祭&NYフィルムフェスティヴァル

昼過ぎに「チケットぴあ」に行ったらスコリモは既に全てソールドアウト(追記*ローソンチケットにはありました!思い出したのだけど去年も<予定枚数終了>から何故か復活してたケースがあったので要注意)、で結局、リヴェット、スレイマン、キアロスタミ…