『翼に賭ける命』(ダグラス・サーク/1957)


PFFにて。なんだかすごいシネスコ。飛行レースのシーンでは体がぐわんぐわんと揺さぶられた。劇場で見て本当によかった。初恋が飛行機なのだからと、国旗を背負って勲章を得てしまう皮肉もなんのその、嗚呼、翼に賭ける命の過酷さよ。ドロシー・マーロンが画面に放つ香りが素晴らしく味わい深い。打ちのめされました。