2008-07-30から1日間の記事一覧

『はなればなれに』(ジャン=リュック・ゴダール/1964)

アテネフランセにて「音楽家が解読する映画音楽 音と映像の作用/反作用」。本日はゴダール×菊地成孔氏。久々に菊地さんの講義を聴く(東大マイルス講義以来)。約2時間20分ずっと夢中になって聴いていた。話が面白すぎるッ。非常に充実した時間を過ごさ…

『悲しみは空の彼方に』(ダグラス・サーク/1959)

上映後急いでトイレに駆け込み涙でぐしゃぐしゃになった頬を拭う。マヘリア・ジャクソンが唄うゴスペル→葬送のシーンは目に涙が溜まってボヤけてしまう。「虹を追いかけたことがあるかい」って素敵な台詞ですね。って思い出しながらまた泣いてしまう。世紀の…

『翼に賭ける命』(ダグラス・サーク/1957)

PFFにて。なんだかすごいシネスコ。飛行レースのシーンでは体がぐわんぐわんと揺さぶられた。劇場で見て本当によかった。初恋が飛行機なのだからと、国旗を背負って勲章を得てしまう皮肉もなんのその、嗚呼、翼に賭ける命の過酷さよ。ドロシー・マーロン…