2008-09-13から1日間の記事一覧

Nobody issue.28

黒沢清『トウキョウソナタ』が表紙。アメリカ映画が盛り沢山。松井宏さんのスタローンに関する論考が楽しかったです。しかし『ミスト』も『ハプニング』も見逃してしまっている、、。『PASSION』(濱口竜介)も是非見たいです。

『若きウェルテル』(ジャック・ドワイヨン/1992)

『誰でもかまわない』と『若きウェルテル』の間には緩やかな地続きの繋がりがあるように思える。ひょっとするとガス・ヴァン・サントの作品(特に少年もの)が大好きという映画ファン層(いや、好きなんですけど)にもアッピールし得る現代的な趣き。カメラ…

『誰でもかまわない』(ジャック・ドワイヨン/2007)

ドワイヨン最新作!これももう一度見たい。まるで少年のような美しさを湛えた女性が抜群によい。この美しい女性はまるで”誰でもかまわない”とばかりにダメ男に無償の愛を与える汚れた聖母のような存在/しかしとても理知的で、彼女がダメ男を包み込むように抱…

『罪の天使たち』(ロベール・ブレッソン/1943)

「フランス映画の秘宝」にて。ブレッソンの処女作という、なんだか信じられない作品の上映。多くの方が指摘されているように、このラストカットが準備するものを考えると、とても感動的。修道女たちが儀礼的に体を平伏させる行動があって、これって現実にあ…