『キャット・ピープルの呪い』（ロバート・ワイズ、グンター・フォン・フリッチ/１９４４）

キャット・ピープルの呪い [DVD]

ジャック・ターナーによる傑作の続編。勿論ヴァル・リュートン制作。とても美しいブラックファンタジー、そして少女映画。『生まれながらの殺し屋』と比べるともっと随分と分かりやすい形で画面が凝りに凝りまくっている。綺麗の一言。クリスマスの夜、少女にしか見えない”ともだち”が一人庭で聖なる歌を唄う場面に泣かされる。少女が雪に埋まる場面も素晴らしい。ティム・バートンのとりわけ『スリーピー・ホロー』が好きな人（つまり自分なんですが）は絶対見たほうがいいよ。首なし騎士だから。傑作。