『激怒』(フリッツ・ラング/1937)


VHSで。ラングのハリウッド進出第一弾。荒れ狂う暴動(凄まじいです)の決定的な場面でこのアップ(画像参照)がパッパッパッと挿入され一気に凍りつく。しかしこの映画、スペンサー・トレイシーの闇が強烈。シルヴィア・シドニーもグー。指輪のエピソードよいね。傑作です。ちなみに『激怒』はペドロ・コスタ氏のフェイバリット・シネマ。氏曰く「完全に目のくらむような映画」。