『不安と魂』『デスペア』(ライナー・W・ファスビンダー/1973、1978)


『不安と魂』はダグラス・サークの『天の許し給うものすべて』(1955)のリメイクとして知られていますが、画の作り方とか出てくる役者陣の顔を見ると思いっきりカウリスマキの映画を想起させます(影響関係、逆ですが)。って思ってたらロビーに貼られた著名監督のコメントポスターにカウリスマキの”『不安と魂』賛辞”が。バーでの労働者たちの集いとドアの向こう側の世界(引きの画)が凄く印象的に残りました。『デスペア』はナボコフの原作もの。くるくるカメラが自由に動き回る凄まじい室内撮影だな(あれはセットもスゴイよ)と思いながら寝不足の為あえなく沈没。起きたら全く話が分からなかった。ごめんなさい出直してきます。アテネはあんまり行けそうにないけど。


クラムボンの『たゆ たう』DVD見て寝ます。