ブラジリアン・スウィング

3〜4年くらい前に作ったMix-CDR(といっても1曲しかMIXしてないので厳密にはコンピレーションなんだけど)を不意に見つけてしまい聴いてみる。ホレス・シルヴァー&サブー・マルチネスの「Safari」(クラブジャズファン必聴)から始まり、吾妻光良の「おいこらお譲ちゃん」(トロピカルな名曲)とかも入ってるものの、基本的にはブラジル産レア・グルーヴを集めた代物。こういうのを見つけてしまうと恥ずかしくなること多々なのだが、嵌まってしまった。あんなに無我夢中に音楽をむさぼり聴いていた時代はもう戻ってこない気がする。しかし、やばい、音楽はやっぱ楽しい!ってなわけで、その中に収録した楽曲を。

Samba Na Onda

Samba Na Onda

ミゲル・アンヘルの「Deixa Isso Pra La」。とぼけたような女性コーラスと跳ねるようなリズムがツボにハマりすぎの名曲。エルザ・ソアレスのファンキーなカヴァーも忘れ難し。
Quarteto Em Cy

Quarteto Em Cy

時代性を反映してかサイケデリックな雰囲気もある作品。ミルトン・ナシメントの「Tudo Que Voce Podia Ser」のカヴァーは泣きながら踊れる大傑作です。原曲のエモーショナルなギターがコーラスにアレンジ(マイナー調)されてて堪らない。



マルコス・ヴァーリ「Freio Aerodinamico」の多幸感溢れるカヴァーを収録(写真は「VOL.2」ですが「Vol.1」だったかも)。こうゆうレア・グルーヴでは奇跡的なことにアルバム通して素晴らしい名盤。