『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(ウォン・カーウェイ/07’)

あちゃー『恋する惑星』の頃に戻っちゃったよー。と冒頭の数十分を見て落ち込むも、レイチェル・ワイズがただならぬ雰囲気で登場(毎度のことだけど、こういうところにウォン・カーウェイは賭けているのだろね)とか、ノラ・ジョーンズナタリー・ポートマンの、女二人アメリカの荒野を行くの巻ロードムービーへの展開だとか、その間ノラ・ジョーンズは傍観者で、2人の本業女優に引っ張られながら人生の酸いを学び、最後にジュード・ロウと交わすキスにブルーベリーパイはトロトロに溶けるものの、ブルーベリーパイのアップはお世辞にもあんまり美味しそうに見えない、という。うーーん。。。甘〜いお話はむしろ望むところだし、ガール・ミーツ・ボーイの決定的場面で2人が同時に鼻血をティッシュで止めてるところとか、キスシーンもいいのだが、うーーん、ちょっと残念だ。