2009-10-27から1日間の記事一覧

『YESMAN/NOMAN/MORE YESMAN』(松村浩行/2002)

こちらはビックリするような作品だった。「反復とズレ」という手法そのものに批評のメスが入っているというか。「イエス」と「ノー」で山越えの同じ劇が繰り返される第2幕までは『世紀の光』のアピチャポンみたいな「ズレ」の構成になるのかな?と勘繰って…

『よろこび』(松村浩行/1999)

アテネフランセにて。『よろこび』は『TOCHKA』におけるミニマルな厳しさとは対極の、文字通り「よろこび」に溢れた作品だった。開巻早々浜辺の魔術(笛の音)から面喰らう。集団でドラムを叩く「リズム社」、とか。「リズム社」のルールは(一定の)リズム…