THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

初めてライブを見てからその凄まじいカッティングにいつだってノックアウトだった。「代々木ライオット!」、キューちゃんの深化を遂げたドラムソロのオープニング、あのときの晴れやかでアッパレなミッシェルを私はずっと忘れないと思う。アベに追悼なんて言葉は似合わないよ。ある意味チバの想い描く世界にチバ以上に似ていたギタリスト、御馴染みのライブのオープニング、さすらいの口笛が本当によく似合っていたね、だって「世界の終わり」から始まったバンドなんだ、「アウト・ブルーズ」のバンドなんだ、ワケが分からん。ミッシェルという信じがたいくらいカッコいいバンドと同時代に狂ってきた方たち、なんというか、がんばろうね。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTを嵐を裂くような爆音で!



ジェニー ジェニー 何処にいる
嵐で見えやしねえ
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 「ジェニー」)



追記*初めて乗るゆりかもめに揺られながら向かった「MTV COOL CAMP」(シャーラタンズとかスーパーカーが出てた)や、新宿リキッドでの床が抜けるんじゃないかという狂乱のステージ、、ライジングサンでの「世界の終わり」。思い出は尽きませぬ。危険すぎて何度も演奏が止まった98年のフジロックにおける狂乱の「CISCO」を久々に見て、この外タレ喰ってやろうと威嚇するかのようなメンバーの鋭く研ぎ澄まされた挑発に痺れました。躍動感も凄まじいけど、なによりみんなすごくいい顔してる!