『ジャン・ブリカールの道程』(ストローブ=ユイレ/2008)

これも凄かった。大変な美しさのモノクロ作品。とにかくルプシャンスキーによるカメラが素晴らしい。島の周りを物凄〜く長い時間をかけてボートがグルッと回る。いつ終わるのかな?と思ってると唐突な黒味と共にナレーションが。そしてまたボートでの移動が延々はじまるという。上陸後の再びボートに乗り込むロングショットもまた冴えている。そして水鳥は飛び立つ。カ、カッコいい!