シェルブールの雨傘&ロシュフォールの恋人たち

イントゥ・ザ・ワイルド』を見に行ったら劇場にデジタルリマスター版『シェルブールの雨傘ロシュフォールの恋人たち』のチラシが!一昨年あたりから噂は聞いてましたが、ついに来年お正月第2弾として公開される模様です。それに関連したイベント「ジャック・ドゥミ・セレクション」も開催予定なんだとか。『ローラ』『天使の入り江』『ロバと王女』他と明記されております。ご存知の通り『ロシュフォールの恋人たち』の国内盤DVD(廃盤)なんてメチャクチャな高価でオークション取引き等されているわけで、これを機にデジタルリマスター版DVDが発売される(よね?)のは本当に嬉しいし、なによりこの2本を大きなスクリーンで見られるだなんて至上の幸福ここに極めりですね。

ロシュフォールの恋人たち リマスター完全版

ロシュフォールの恋人たち リマスター完全版

ルグランによる『ロシュフォールの恋人たち』のサントラといえばSuburbia/Apres-midiファンはマストとして、多くの人たちが珠玉の映画音楽としてオールタイムフェイバリットO・S・Tに選んでいるわけですが、この2枚組完全版は決定打でしたね。ボーナストラック山盛りでメドレーまで入ってたり。「Chanson des jumelles(双子姉妹の歌)」のグッドカヴァーないかな?(勿論それだけが動機じゃないけど)と鈴木雅尭氏のクラブイベント(@オルガンバー)プレミアムカッツやブルーカフェで踊っていた日々もそう遠くない昔。最もポピュラー?なイザベル・アンテナの『Camino Del Sol』をはじめいくつかの音源に巡り会えましたが、やはりオリジナルには敵いませんでした。

左の画像は日本人男女コーラスユニットPecomboによるEP。「Chanson des jumelles」のカヴァーもなかなか楽しい良い出来なのですが、それより4曲目のオリジナル曲(ワルツなソフトロック)が一番味わい深い。jullien ballayというアーティストのロシュフォールのテーマカヴァーとかが鈴木雅尭氏のミックスCDに入ってます。久々に『PREMIUM CUTS #00 CLASSIC BLEND』を聴いたのですがこれは本当に名盤です。


シェルブールの雨傘』だとこれも鈴木雅尭氏のクラブイベントで知ったのですがMAGGIE'S EAVES' SINGERSの「I will wait for you」が好きです。MAGGIE'S EAVES' SINGERSは「I must know」が”オルガンバークラシック”でEP盤が2万くらいで取引きされてるという異常なブツ。←いつも思うのですが誰が買うんだろう?