『ヨーロッパ2005年、10月27日』(ストローブ=ユイレ/06’)

イタリア映画祭で2本。入場者にもれなくパスタのプレゼント。写真はジョージ・A・ロメロの『クレイジーズ』を想起させますがオルミ『百本の釘』です。ストローブ=ユイレのは12分の短編。ロッセリーニ『ヨーロッパ一九五一年』の続編だそうです。若者たちによるパリ暴動が起こった日付、そのきっかけになった発電所を5回、同じように左右にパンするという(だけど5回目は右のアパート??を映さなかった気がするのだが)。風の音まで思いっきりマイクが拾っている(風の音が被っちゃってるというべきか。DIY精神というか速度を感じて感動する)。最後の犬の吠えがやたら印象的。