『魔法にかけられて』(ケヴィン・リマ/07’)

これ面白かったです。アニメーションと実写両方で伏線(落ちること)を敷いたりなんかして、物語をしっかり語ろうとしてるところも良いし、ミュージカルシーンなんてディズニーが普段お家芸でやってること(多分)を実写化しただけなのだけど、それがそれが相当ツボに嵌まってて終始泣きそうになる。クライマックスの仮面舞踏会。実写の世界に舞い降りた「おとぎの国」の登場人物が織り成す純然たる「おとぎ話」が、実写の世界の住人にとって「演劇」になるところもよい。ファンタスティック!