『狂気の愛』(ジャック・リヴェット/69’仏)

フランス映画祭2008初日ってことで六本木ではなくリヴェット特集のユーロスペースへ。本日15日はロメール、リヴェット、ワイズマンの上映時間が重なってるという涙ものの一日に。でもロメールの『アストレとセラドンの恋』は一般公開も決まったようだし、フレデリック・ワイズマンの新作には後ろ髪引かれつつも、生ビュル・オジエを選択して大正解。ビュル・オジエ、最高にカッコいい女性でした。サングラスを外し挨拶をしたその瞬間、もう鳥肌が(間近の席だったし)。あんなカッコいい女性いないっす。ところで司会の中原昌也氏が持っていたビュル・オジエの7inch盤、相当レアっぽいね。マジ欲しい!(中原氏はシネマヴェーラ若松孝二特集でトークして、そのすぐ後にビュル・オジエですか、忙しいね)


さて、日本語字幕のついた初めての上映。ビュル・オジエによると『狂気の愛』は女優人生の中で「二度と取り戻せないイノセンス」が詰まった最も思い入れのある作品なのだと。それまでマルク・Oの前衛劇団で活動していた彼女にとって、映画の撮影形態自体がまだよく分かっていなかったから、とのこと。


この4時間を越える作品についてはもう一度見てみようかと思います。


帰りにツタヤで『ラ・ヴァレ』(バルベ・シュロデール)のDVDを借りる。

ラ・ヴァレ [DVD]

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