『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(スティーブン・スピルバーグ/2008)
『宇宙戦争』『ミュンヘン』と凄まじい現代映画を撮ったスピルバーグですが今回はウーーム。画面でとんでもなく楽しいことが起こっている(はず)にも関わらず自分だけ取り残されてしまったような。スピルバーグよりルーカス色が強いとか??”転向”以前のスピルバーグとか??冒頭は盛り上がったんですけどね。ハリソン・フォードの影が登場するまで。理由のないハプニングの連続で展開していく様も確かに異様なんですが。馬鹿馬鹿しさ全快だし。結局『インディ4』で一番盛り上がったのは今年のカンヌでのケイト・ブランシェットの佇まいでした。なんかデカダンな雰囲気でカッコいい女性でした。『アイム・ノット・ゼア』でもカッコよかったし。
ところでスピルバーグって『OH!マイキー』好きなの?マネキン!
ユリイカ2008年7月号 特集=スピルバーグ 映画の冒険はつづく
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