『ブルーバレンタイン』

Blue Valentine

ミシェル・ウィリアムズのお誕生日!現代で一番好きな俳優の一人です。一番凄いと思ってるかも。というわけで以前CINEMOREさんに寄稿した『ブルーバレンタイン』評「恋人たちの刻印」。

cinemore.jp

ライアン・ゴズリングの言葉を以下に抜粋します。ブログ記事にしてなかったので、まとまった記事は後日改めて。この作品は二人の稀代の俳優によるアドリブの応酬で出来ています。

 

「それぞれのシーンで監督がA地点からB地点を教えてくれて、そこにどう行くかは私たち次第でした。二つの点の間に線を引く。ジグザグな線でもいい。どんな色でもいい。でも、二つの点から出発しなければならない。相手(ミシェル・ウィリアムズ)が何をしようとしているのか、私たちは互いにまったく分からない状態でした。だからこそ独自の生命を持つことができたのだと思います」(ライアン・ゴズリング

 

「脚本は伝統的なものでした。75枚ほどの草稿とマニフェストが書かれていました。そして撮影に入ったとき、監督は「この脚本は12年前のものだ」と言いました。「僕にとっては死んだようなもの。台詞の一つでも言ったら、私を退屈させるだろう」ってね」(ライアン・ゴズリング