『レオス・カラックス 映画を彷徨うひと』

レオス・カラックス 映画を彷徨うひと』

レオス・カラックス 映画を彷徨うひと』に『ポーラX』論「永遠に君を愛す」を寄稿させていただきました!

 

昨年秋頃にご依頼をいただき、ようやく祝出版!『ポーラⅩ』について書くなら、このタイトル以外、自分の中ではありませんでした。

 

フランク・ボーゼージに『永遠に君を愛す』というタイトルの映画があることを知ったのは、Nobody誌のどなたかが書かれた文章でした。その時から、艶めかしく、どこか完璧に狂気を秘めているこのタイトルに惹かれ、実際に映画も見ました。

 

Nobodyの田中様からご依頼をいただき、『永遠に君を愛す』と同タイトルの作品を撮った濱口監督の『ポンヌフの恋人』論の後に自分の記事が載るというのは、なんというか出来すぎなくらいのご縁だと感じています。ご依頼された時点では、他の執筆者のこと知らなかったですしね。

 

『ポーラⅩ』が自分にとってどれだけ特別な作品なのかは言葉を尽くしても足りないくらいです。カテリーナ・ゴルベワとギョーム・ドパルデューに捧げます。

 

原稿はレオス・カラックスによるカテリーナ・ゴルベワへの追悼の言葉で終わります。その言葉をここに記しておきます。この言葉はレオス・カラックスのすべての作品、そして『アネット』の最もコアにある言葉だと思っています。

 

「美とは、あるものが愛されてきたという事実の表現にほかならない」

(ロベルト・ムージル

 

先日、レオスにサインいただきました。レオスはやさしかったです。一生大切にします!「この本に『ポーラⅩ』について書きました!」と伝えることができました。これ以上に素敵な体験がありましょうか。