VIVIAN GIRLS

Everything Goes Wrong

Everything Goes Wrong

思いもよらぬヴィヴィアン・ガールズの大化けに感銘、感涙の嵐です。轟音ローファイパンクの中で冷感ならぬ霊感、50〜60'sのアメリカンポップミュージックの浮かばれぬ亡霊を召喚するような独特のコーラスは1stに続きお見事、なのですが、大きく変わったのは演奏やアレンジにメリハリが加わって意外や不似合な程エモーショナルになったこと、冷やかなコーラスとのギャップが、これまた素晴らしいこと!元々ヴィヴィアン・ガールズはブルックリンシーンの流れで聴いたバンドで、1stも愛聴していたのですが、平坦な演奏(狙いだと思いますが)に時折物足りなさを感じてもいました。ところがどっこい、気になるバンドから一気に大本命へ、という感じ。嬉しい。爆音でどーぞ!